導入事例:公立はこだて未来大学 様
” 学科で 1 ライセンスあれば、全ての演習、研究、さらには課外活動にも使える。
いつでも、誰でも使えるのがいいですね。 ”
キャンパスが北海道函館市にある公立はこだて未来大学は、システム情報科学部の1学部からなる単科大学です。この学部には、情報工学やデザイン、アート、コミュニケーションなどの複数のジャンルが融合しています。3年生必修の「プロジェクト学習」では、問題発見・解決型学習(Project Based Lerning: PBL)に取り組み、学生は社会に根ざした問題を自ら発見し、解決する力を養うことができます。
システム情報科学部では2009年以降、教育機関向けのファカルティサイトライセンスを学習環境として整備し、多くの学生はソフトウェア設計の演習でastah*を活用しています。
今回は、高度ICTコース 伊藤恵 教授に、astah*をどのようにご利用されているのか、なぜastah*をモデリングツールに選んだのかなどについてお話を伺いました。
” 80名の学生が、授業・PBL・課外活動でastah*を利用 ”
学部3年のソフトウェア設計論の演習では、70~80 名の学生が各自でアクティビティ図・クラス図など描いています。その後の講義でも、チームの要求分析の成果からアクティビティ図を描いたりしています。また、使い慣れている学生たちは、PBLや課外活動で自らastah* を使ってER図・アクティビティ図・ステートマシン図などを描いています。
” 利用OSを選ばず、動作が安定しているツールを選定 ”
学生が使うモデリングツールという事で、以下の条件を満たしているツールを探していました。
- 動作が安定していて演習中のトラブルが少ないこと
- トラブルがあった場合に、日本語のサポートを受けられること
- 複数のOS環境でも利用できること
astah*は上記全ての条件を満たしていました。3. に関しては、未来大学にはWindowsだけでなく、MacやLinuxも置いてあるので、学生が使うときにOSを選ばないことも重要でした。また、1つのライセンスで学科内全ての学生や教員がastah*を利用できるライセンス形態もシンプルで、かつ価格も妥当だったことは選定する時のポイントになりました。
” 思い立ったら、いつでもastah*が使える嬉しさ ”
学生達から、astah*は使いやすいと言われます。学科単位のライセンスなので、PBLや課外活動などで学生がモデリングツールを利用したいと思い立った時に、簡単に利用できるのが良いですね。講義する側としては、 astah* APIを使って講義支援のツールを作成できるのが嬉しいです。
気になったことなのですが、管理者権限の関係なのかWindows環境で、しばしばライセンスキーの登録につまづいてしまう学生がいます。また、要望としてPBLで使うときに離れた場所のチームと共同編集したい場合がありますので、そういった機能も強化される事を期待しています。
伊藤教授の研究室
伊藤恵教授の研究室では、PBLやプログラミング教育の支援、要求開発等の手法の導入支援、ツールを用いた開発支援などを通じて、世の中のソフトウェア開発の改善を目指しているそうです。PBLで学生が自らプロジェクト状況を精査し、評価や改善をより行いやすくするためのシステムを開発するなど、今後一層の活躍を予感させます。
まずはお試しから
astah* ファカルティライセンスは、教育機関の学部、学科を単位としてそこに在籍する学生および、
教職員が制限なく使用できる便利で安価なライセンスです。
例えば学部設備としてPCルームにインストールする他、学生個人のPCや教職員の業務用PCでも利用できます。年間55,000円(税込み)
導入にあたって大学設備で動作確認をご希望の方は、以下フォームより2週間の無償評価をお申込みください。
(教職員の方からのお申込みに対応いたします)
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